BOOK review Jun. 2022

I didn't have enough time for reading this month, but I learned interests of people and I felt like observing a person's behavior.

It was because people surrouding me made myself and there were lot of things that I had to follow. Also, in my view I could realize my mission and roles from societies I belong to.

For example, Chisako Takashima is a famous violinist in Japan, and she is well known as her behavior, because she always doesn't wear her teeth  and having harsh criticism when she says too much. However, from her essay I found she wanted to argue with people face to face to understand  each other. In my view, her old sister, Micchan makes her like that, because she is Down's syndrom, but Takashima family never discriminates or gives preference to her, therefore, they need much communications. As a result, it seemes she builds equal relationships with everybody.

 

正直、6月は読書時間を取れなかった。
その中で選書した4冊は日常生活での
周囲との関わり方を顧みる
キッカケとなる内容が多かった。

周りを見ると自分がわかる、と
よく言うように「社会」における
自分の存在は家族や友人などから
客観的に気付けると分かったし
そこから自分の役割を全うすることで
人生やり遂げたいと意気込んでしまった。

加え、自分を変えるには周りの人間関係を
一新というか避けてきたタイプとも
勇気を持ち、先入観を持たずに
関わってみることかもしれないと思った。

📘ひとりでカラカサさしてゆく

この世に思い残すことはない、と思う瞬間が
今後訪れることはあるのだろうか?
もう少し長生きせねば分からぬ感覚と思う。

死ぬ時、人間は葬儀やら何たらで
残された人達に迷惑をかける。
でもその迷惑が残された人々の
バラバラだった関係性や切れてしまった縁を
結ぶきっかけになれば、死にも
意味があったのだと少しは救われると思う。

気力がなく生きるのは辛いはずだから
最後まで元気に過ごしたい。でも
なくなる時はなくなる。その上でもし
歳をとり、生きる気力が無くなったとしても
それでも作中の3人のように
自ら命を絶つことはないと誓いたいと思う。
たったちっぽけな世界や歴史の中の1人でも
1人の死も波紋のように影響を及ぼすから
独りよがりにはなりたくないと思う。

タイトルの唐傘は洋傘が増えた今では
雨の日に差していればとても目立つ。
時代が移り変わっても、
1人それを気にせずに差し続けられることが
長生きするということなのだと思う。

📕ダーリンの進化論

高嶋ちさ子さんのエッセイ。
高嶋家の皆さんだけでなく
そこに
婿入りした夫さんも
いいキャラで、きっと
出会うべく出会ったんだなぁと思ったし
一気に読んでしまった。


高嶋ちさ子さんの勢いある話し方に対し
世間は賛否両論言うかもしれない。
でも、よく聞いてみると家族愛だったり
理由があるがゆえの暴言(笑)であったり
読んでいて、実は
とても楽しかった。しかし
暴言であることは変わりなく、やはり
結婚した夫さんはすごいと思う。

ダメージを受けた時の治癒能力が高さか
そもそもダメージを受けたことに
気が付かない素敵な天然さんなのか。
気付かぬうちに私も皮肉屋になりそうなので
調子に乗らぬよう、、、

高嶋家の皆さんのように、自分の
良いことも悪いことも
(墓場まで誰にも話さない要件は除き)
オープンに賑やかに話せる仲間を
持っていたいと思った。

📗 ガーデン

私は野山のように、ある程度
野生味が残る庭が好き。対して主人公の
羽野は人工的な庭を愛し作っていた。
育てる植物が温室にあるような種類ゆえ
そのために生活も植物中心だった。
例えば、植物のために早く帰宅し
植物のために休日を返上し世話をしていた。

そのためか羽野は自宅で植物を育て
愛でる一方、生身の人間
特に女性との関わりに苦手意識があり
会社では草食系男子と呼ばれていた。
しかしその割に彼の周囲に
女性の影は絶えず、所謂モテてていて
一時期流行した草食系男子さながら
恋愛に消極的な男性といっても
恋愛への欲望がないことと
イコールではなかったように思えた。

例えば羽野が大輪で咲いていることを
主張する花を好むことからは、自らの
何事をも"のらりくらり"と躱すのと
真逆で相手に"ハッキリ"と愛情を
表現してもらいたいという
欲望を感じられた。世話をすれば
綺麗な花を咲かして裏切らない植物に
依存している弱虫なのだと思う。
でもこれは羽野だけではなく
誰にでも当てはまり、外の世界に
踏み出したいと思うと同時に
安心できる自分の庭から出ることへの
恐怖と闘っているのだと思う。

自分と結びつくべき同種の人間には
なかなか出会えないから、本来ならば
自分にレッテルを貼り相手に
見つけてもらうことの方が楽なはず。
それなのに寧ろレッテルを貼られることを
羽野は嫌がっていた。それは多分
レッテル通りの自分になれるかどうかの
不安とレッテルにつられてやってくる
異種の人々を厭うからこそだと思う。

植物からは肉食動物のような野生的な
欲望を感じられないようにも思えるけれど
実は地に根を張っているからこそ
したたかで、寧ろより強い
野望がある生き物だと分かった。

草食系だろうが肉食系だろうが
仲間との繋がりには、自分から
働きかけなければならないと思う。

📘 麦本三歩の好きなもの


あまりにも三歩がキャラクター感あって

日常の中でいそうな人物像の筈なのに

ちょっと本当にいたら苦手な部類かも

と思ってしまった。


でも三歩の何処かを真似したら

楽しい生活を送れること間違いなし。

特に素直なところ。