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BOOK review Aug. 2022

After I read books, I felt like I can proud myself  just to be live in humid summer!!!

There're various life being led as there are people, so I think there're new things to learn every time I meet someone.

Especially, I read a book of japanese women, but lived in New York, she faced extraordinary things every day, because people in New York always came into her even they were first meeting. I imgined how excited to talk with lot of people and be a friend.

It's true that just being alive is a tremendous blessing, so I want to enjoy my life  with getting involved with many people.

 

8月の本からは

生き方っていろいろあるなぁと

驚かされてしまって、暑いのも相まり

生きて生活してること偉い!なんていう

総感想です。以下よろしく。

 

📕ワーカーズダイジェスト

毎日誰かと関わって生活する人は

みんなプロだと思う。

毎日勉強する人も毎日働く人も

割り切ったとしても、人と人が関われば

起こることは楽しいことばかりではなくて

時にはとっても疲れる。

なのに、1人だと寂しいとも感じる。

 

人間関係の悩みは

誰しも絶対に抱え得る問題

第一位だと思う。

その理由は人は歳をとるから

子どもの時はどんどん出来ることが

増えていく喜びばかりなのに

いつの間にか歳をとると出来ることが

増えるよりも、出来ないことが

沢山あることに気がついてしまうと思う。

そして、人と自分を比較して

自分は自分と知っているのに

自分の限界をなんとなく設定して

なんだか疲れてしまう。

 

結局、人間が一度にできることは

限られていてキャパオーバーになれば

イライライライラ、嫌なオーラだって

出てしまうことがあると思う。

でも調子が悪いことは誰しもにあるから

疲れた時は休み休み、呑気に

気長にやれば逆に限界などないとも思う。

 

何よりもちゃんと休まなきゃ

疲れてイライラして出てしまうその

嫌なオーラは周りに伝わって

大きくなって結局、自分に返ってくる。

自分や自分に将来及ぼされる

イライラの芽を取っていける人に

皆が皆なれれば良いのになぁ。

 

📗ニューヨークのとけない魔法

誰もが知る大都市なのに、ニューヨークは

とてもアットホームなところだと思った。

人種や生い立ちなど街を構成する11人が

個性を持っていて、さらに交流し合うが故に

街を輝かせているのだと思った。

ニューヨークにいる人々は、名刺一枚で

自分自身を伝えることはできないことや

大都市の中で自分から自分自身を表現せねば

埋もれてしまうことをよく知っていた。

だからニューヨークは経済的に

大都市であることは勿論だけど、同時に

表現者が本当に多いことがわかった。

私自身、表現をすることが好きだから

ニューヨークで呼吸するように

アートしたいと思った。

 

本の中のエピソードで印象に残っているのは

作者が本屋で執筆を進めるシーンで

いくつかの章でそれは書かれていたと思う。

恐らく集中してPCに文章を打ち込む作者に

必ず誰かが話しかけてきていた。

日本ならば知らない人に話しかけるだけでも

レアケースなのに、集中している人を

わざわざ邪魔する人はいないと思う。

でもその出会いは後から振り返ると

貴重だなぁと感じられると思う。

 

私も沢山の人が行き交う街で

同じ場所にいたという奇跡を

ニューヨークではなくても

大切にしたいと思う。

 

📘杏のふむふむ

文章に暖かみがあって

普段読書をする人のテンポ感なのだろうか

心地良く読み進められた。

 

特に好きな話は最後まで読んで

結局、最初の章 笑

何気ない賞をくれる、えんどう豆先生の話。

モデルとしての活動など

華やかな経験も作中には登場するけれど

杏さんの根底にはどんな場所でも

自分のリズムを崩さない

真の強さが表れている気がするのは、この

えんどう豆先生の影響があると思う。

日々の小さなラッキー、目標などに対して

自然に喜ぶことができることを

教えてくれる先生で素敵だと思った。

 

実は杏さんは私のロールモデルの1人。

きっかけは、大学生の時に

銀座のお寿司屋さんで働いていた時のこと。

初めてのアルバイトだった。

同伴でご来店のママさんから

杏ちゃんに雰囲気が似ていると言われ

そんなはずはないと思いながらも

振る舞いが雅やかで、お会いする度に

女性として憧れる存在感を持つママさんに

言われるとそうありたいと思った。

だから嘘でもそう言って頂けたならば

本当に杏さんのようになって

自然な美しさを身につけた

素敵な人になろうと、言って頂けた

その日から心に留めている。

もし今後、ママさんに会うことがあったら

思った通りに素敵な大人になったと

言ってもらいたいと思う。

 

📗マジカルグランマ

大好きな柚木麻子さんの本。

求められることに応えることに慣れてきた

主人公のおばあちゃん、正子さんが

自分の個性を相手に求められることが

認められるようになってきたことを知って

順応していくところがパワフルで憧れた。

タイトルのマジカルグランマには

マジカルニグロなどに使われる

"マジカル"の他に、歳を取ることの

素晴らしさの意味がが含まれていたらいいな

と思う。生き続けることは

自分の意志だけではどうにもならないから

歳を取ったら自然と

マジカルになっていくのかも。

 

正子の家に転がり込む杏奈が

ロストイントランスレーションの

シャーロットに憧れているところが

可愛かったり、頼りになる近所の

明美さんの多彩さに驚かされたり

魅力的な女性ばかり出てきて

大好きな本になった。

 

📘西洋菓子店プティフール

表紙のかわいらしさや

お菓子のお話だから内容は

ゆめかわいい感じかと思ったら

現実的な話だった。

どの話も親近感があって

もっと読みたいという気持ちのまま

終わってしまうところに

甘美なお菓子感があったかも。

商店街のケーキ屋さんに

久しぶりに買いに行きたくなった。

 

スパイスやリキュールたっぷりの

ケーキを作ってしまう亜樹さんみたいに

本当の自分自身が、作るものには

表現されるのだと思う。だから

プティフールのおじいちゃんのケーキには

長年生きて培ってきた、他には出せない

良さがあるのだと分かった。

 

個人的には最初の章の"グロセイユ"

1番衝撃的で好きだった。